ワシントン条約

ワシントン条約とは、実は省略した名称で、正式には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」という長い名前の条約のことです。

１９７３年にワシントンで採択されたことから、一般的にはワシントン条約と呼ばれています。

この条約では、海外旅行などで訪れた国の絶滅のおそれのある野生動植物を持ち帰ることを規制しています。

この条約で規制の対象となっている動植物を、どうしても海外から持ち帰る場合には、相手国の輸出許可証、さらに経産省が発行する輸入承認書などが必要となってきます。

また、生きている動植物に限らず、例えば漢方薬・剥製・象牙・革製品など、動植物から作られた産物も規制の対象とされており、規制対象品を持ち帰る際に、必要な手続きが取られていないものについては、税関で没収されることになります。

ワーキングホリデー (Working Holiday)

ワーキングホリデー (Working Holiday) とは、別々の国の２国間において、１８歳から３０歳くらいまでの青年が、相手国に決まった期間だけ滞在することで、その国の文化に触れ、学びを得ることを目的とした制度のことです。

ワーキングホリデー(Working Holiday) を利用して渡航する人に対しては、ワーキングホリデー(Working Holiday) 専用のビザが発行されます。

このビザを保有する者は、１年程度の長期滞在ができる上、アルバイト程度ではありますが、一定の制限つきで相手国での就労が認められています。

ちなみに、日本は韓国・フランス・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリスの７か国とワーキングホリデーの協定を結んでいます。

ワンウェイ(ONE WAY/OW）

ワンウェイ(ONE WAY/OW）とは、旅行関連の用語として用いられる言葉ですが、片道旅行、あるいは片道運賃のことを意味します。

オー・ダブリュー（ＯＷ）と省略されることもあります。

航空券は、通常往復で料金が設定されていることが多く、片道運賃で購入する場合はかなり割高になってしまいます。

また、そもそも格安航空券の場合には、片道で購入することが不可能な場合も多くあります。

IT運賃を使用する格安航空券では、片道旅行は想定されていません。

ですが、ノーマル運賃をベースとした片道運賃が存在する航空会社や、手配してくれる業者があったりします。

中には片道なのに、往復運賃より高く設定されているケースさえあるのです。

だからといって、格安航空券の復路を放棄した場合、旅行会社とトラブルになる場合があるので注意する必要があります。

なぜかと言うと、航空会社と旅行会社との間で取り交わされている規定などが存在するからです。

無駄なトラブルを起こさないためにも面倒でも旅行会社に確認した方が良いでしょう。