予約クラス(Booking class)

予約クラス(Booking class)とは、料金タイプの応じた予約コードのことで、Sub Class　または　RBD（Reservation　Booking　Designator)ともいいます。

同じエコノミークラスでも、予約クラスはいくつか存在します。

航空機でのサービス上のクラスのことをキャビンクラスといいます。

キャビンクラスは通常、ご存知の通りファースト、ビジネス、エコノミーに分けられています。

　航空会社はこのファースト、ビジネス、エコノミー席の在庫管理のために予約クラスを設けているのです。

同じエコノミー席でも予約クラスは数種類あり、その予約クラス（料金タイプ）に応じて航空会社は在庫席を振り分けています。

予約クラスに応じた料金、航空券規則が設定されており、旅行会社はCRS(予約システム）を利用しています。

　予約クラスを指定し予約記録を作成します。

予約システム表示例をあげてみますと、UA：ユナイテッド航空（ファースト・ビジネス・エコノミー）、CRS表示：F9 C9 D9 Y9 B9 M9 H9 Q9 V9 W9 S0 T0 K0 L9 G0 P9 A9 Z9 E0 U0。

一般的に各サービスに応じた予約クラスは次の通りです。

ファーストクラス：P,F,A、ビジネスクラス：J,C,D,I,Z、エコノミークラス：B,E,G,H,K,L,M,N,Q,S,T,U,V,W,X,Y。

航空会社により予約クラスに利用するアルファベットが異なっています。

同種類の運賃に同じ予約クラスを使っているわけではありません。

有効期間（航空券の有効期間）

有効期間（航空券の有効期間）とは、読んで字のごとく予約購入した航空券が有効である期間を指します。

有効であるうちは、その航空券を使って飛行機に乗ることが出来ます。

チケットの有効期間は、たとえば「30日FIX」などと表示されるますが、この数え方が各航空会社によって違っています。

航空券の有効期間は、その航空会社によって、さらには運賃種別によって異なってきます。

発券された航空券に関しては、有効期間を過ぎると、もちろんただの紙切れになってしまいますから、事前に有効期間に関して調べておくと良いでしょう。

有効期間（航空券の有効期間）で注意が必要なのは、オープンチケットの場合です。

特に注意しましょう。

ちなみに、航空券には払い戻し有効期間というものも存在します。

払い戻し有効期間は、通常航空券の有効期間＋10日間以内です。

ヨーロピアン・プラン(European plan/EP)

ヨーロピアン・プラン(European plan/EP)とは、いわゆる素泊まりのことです。

朝食や夕食などの食事を含まない、部屋代だけの料金制度です。

ヨーロピアン・プランという宿泊料金制度の起源はイギリスで、米国や日本のホテルで、一般的に採用されています。

さらに説明しますと、ヨーロピアン・プランとは、ホテルの料金だての１つで、部屋代と食事代とが別勘定になっていることを指します。

都市のホテルでは最も一般的に取り入れられている方式です。

ちなみに、アメリカン・プラン（American plan/AP）という料金形態もあります。

部屋代・食事代・サービス料込みのものをそう呼んでいます。

３食付をフル・ペンション、２食付をハーフ・ペンションとも言います。