センディング

センディングとは、航空券を出発当日、空港のカウンターで受け取るシステムのことです。

またセンディングサービスというのもあり、エアポートセンディングは、空港にて出発する旅客へのチケットの引渡し、搭乗手続き代行、乗り継ぎ案内、その他各種、空港におけるイレギュラー（航空便の遅延・欠航等））発生時の緊急対応、又海外に滞在中の現地における航空機に関する緊急連絡にも対応してくれる。

団体旅行では、集合時刻に遅れてくる、パスポートを忘れてくる、航空券が間違って発行されていたなど、空港に来て初めて発覚することも珍しくない。

そうしたあれこれに対応するのがセンディングの仕事です。

セクター

旅行用語においてセクターとは、フライトの飛行区間を意味します。

例えば、東京から香港を経由してドバイへ飛ぶ場合は、東京−香港がひとつの区間と数えます。

このセクター（フライト区間）は航空運賃の割引設定やマイレージプログラムの計算、手荷物の超過料金が発生した場合の基準となる単位です。

このような計算をする場合には、運行マイル数だけではなくセクター単位の概念がかかわる場合があります。

また、『 直行便で行くミラノプラス ２フライト（セクター）付き 』等の場合、「２フライト付きだからパリを往復」とか、２フライト付きだから、まずミラノから「ロンドン」にフライトして、ロンドン〜パリはユーロスターに乗って、「パリ」から「ミラノ」で２フライトを使う。

それも、ＯＫですよね。

　このように、航空券の経路がつながらない航空券を「オープンジョー」といいます。

時々、オープンジョー可と表記があります。

税関 ( customs )

税関では、空港などの税関検査場において、海外から本邦に入国（帰国）する全ての人に、輸入が規制されている物品の有無、免税範囲を超える物品の有無等について確認をしています。

このため、税関へ告知する事項について、あらかじめ「携帯品・別送品申告書」※入国前に機内で配布される申請書のA面にチェックを記入していただき、税関検査の際に提出する必要があります。

平成19年4月までは、免税範囲を超える方及び別送品のある方以外は、「携帯品・別送品申告書」を提出することなく、口頭により申告手続をしていたところですが、迅速かつ適正な通関を図るため、7月以降、「携帯品・別送品申告書」を提出するようになりました。

免税範囲を超えた場合、商品や商業用サンプルには、品物の種類などに応じた税率によって税金が課せられることになります。