コードシェア便（Code Share）

コードシェア便とは、複数の航空会社が提携し、１つの航空便に複数の会社の便名をつけて運航される便の事です。

１つの航空会社で多くの路線を持つには、コストなどの様々な面で限界があります。

そこで、自社が持たない路線を持った航空会社と提携し、他社の航空便に自社の便名を付けて販売すればその路線を自社便としてアピールできるので顧客獲得につながり、運航する側の航空会社にとっても座席を多く販売する事ができるなど、相互にメリットがあります。

注意しなくてはならないのは、１つの航空便に２つの便名をつけ、それぞれの便として航空券が販売されるわけですが、実際に運航するのはその便を提供する会社であり乗客へのサービス・対応などもそちらの会社で行われます。

もしも運航する会社が外国の航空会社ならば、日本の客室乗務員が搭乗していない事もありますし、便によってはチェックインの手続きなどを、運航する航空会社のカウンターで行う事もあり、混乱を避けるためにも事前に確認しておく必要があります。

コンフィギュレーション（Configuration）

コンフィギュレーション（Configuration）とは、飛行機の客室の仕様のことです。

例えば、同じ航空会社の同じ型式の飛行機であっても、コンフィギュレーションが異なる場合があります。

コンフィギュレーションの違いというのは、座席のスタイルや座席数、配列などの違いです。

例えば、ボーイング777-200の場合3クラスでは305〜328席ですが、、最大詰め込めばモノクラス440席の設定が可能です。

2004年現在国内エアライン3社の該当機の座席数は2クラスで380人前後です。

コックピット（Cockpit）

旅客機のコックピットとは、運行乗務員が旅客機の操縦をおこなう操縦室のことです。

現在ではディスプレイを多用したグラスコックピット化されているため、以前よりも計器が統合され総計器数が減少したことと、高度なコンピュータ化により運行乗務員を減らすことに成功しています。

操縦席で運行を行う乗務員のことをコックピットクルーという。

現在は多くの旅客機で機長（キャプテン）、副操縦士（コ・パイ）だけでの運行が可能となっている。

車では運転席周りのことになります。

シートをはじめ、ハンドル、ダッシュボードなどが含まれる。