コンベンション・ホテル（Convention Hotel）

コンベンション・ホテルとは、主な対象がコンベンション客としている大規模ホテルをいいます。

コンベンションとは、集会、大会、慣習などの会議形式で行うイベント。

シンポジウム、講演会、大会などのスタイルが目的というこをいいます。

コンベンションは消費単価が高くなりまとまった需要となるという利点があります。

また宿泊客の個別対応が比較的必要なく運営的にも有利となります。

コンベンションに対応した宴会場、展示スペース、各種会議場が完備され、グループ・チェックイン・カウンターや広大なロビーなど、大量の利用客に対応した、ハード・ソフト両面の設備も備えています。

コンベンション・ホテルに対して小規模なものは、一般に300室を下回るとカンファレンス・センターとして考えられます。

＜カンファレンス・センターとは＞
快適で効果的なビジネスミーティングやセミナーのための専用施設です。

各種ミーティングのプログラムやシーンに対応する環境として、ハードだけでなく、ミーティング・プロフェッショナルとしての専門人材によるサービスを提供するのが特徴です。

コンドミニアム（Condominium）

コンドミニアムとは、賃貸型のリゾートマンションのようなものです。

個々のユニットに所有者がいて、使用しない期間を管理会社にまかせて旅行者に賃貸するタイプと、ホテル形式の２タイプがあります。

前者はバケーション・レンタルとも呼ばれています。

ワイキキのコンドミニアムの大半は30〜40階建ての高層ビルタイプですが、郊外やネイバーアイランドでは、低層のものや貸別荘タイプのビラも多くなっています。

＜コンドミニアムとホテルの違い＞
ホテルでは宿泊者に部屋が１つ提供されるだけですが（スイートルーム等除く）、コンドミニアムでは、ベッドルーム、リビング（ダイニング）、キッチンから成るユニットが提供されます。

そのためホテルより居住スペースが広く、ユニット内で食事を作ったり、ゆったり過ごすことができます。

コンドミニアムはホテルのように各種サービスが充実していません。

レストランやルームサービスがなかったり、メイドサービスが３日に１回だったり（毎日の所もあります）、ベルボーイがいないとかです。

但し、プールやテニスコート、バーベキューグリル、ランドリールームなどの施設は充実しているところが多いものです。

コンチネンタル・ブレックファースト（Continental Breakfast）

コンチネンタル・ブレックファーストとは、大陸と言う意味で、英国式に対する意味としてのヨーロッパ大陸式という意味もあります。

基本メニューを簡単に云うと、イングリッシュ・ブレックファーストは紅茶・トースト・ベーコン・焼きトマトとなりますが、コンチネンタル・ブレックファーストはコーヒー・トースト・バター・ジャムを基本とした朝食となります。

他にも、ブレックファーストには、ローカル・ブレックファーストというのもあります。

最後にパンケーキ、ワッフル、フレンチトーストなど1品にこだわるアラカルト・メニューです。


＜コンチネンタル・ブレックファーストの特徴＞

「コンチネンタル・ブレックファースト」は、オートミールやシリアル、ドライやフレッシュなフルーツ、ヨーグルト、ミルク、チーズ、生ハムやサラミのような火の通らない冷たいメニュー（コールド・ミール）とパン類にジュース、コーヒー、紅茶の組み合わせが基本です。

これが、ヨーロッパ大陸（=コンチネンタル）で最も一般的な朝食です。

最近のバリエーションとしては、もぎたてのオーガニック・ベジタブルを並べたサラダ・バーがあるところなどもあります。