アブレスト（Ａｂｒｅａｓｔ）

アブレスト（Abreast）とは、航空業界用語で、機内座席配置の横列数を示す時に用います。

例えばボーイング737型機の場合、通路を挟んで3席-3席と並んでいるので計6席。

これを「6アブレスト」と表現します。

ボーイング747型機(ジャンボ機)のエコノミーは3席-4席-3席と並んでいるので、「10アブレスト」となります。

同様に、日本航空ジャパンの B777-289の場合ですと、クラスＪスーパーシートでは、2席-2席-2席ですから、6アブレストとなり、クラスＪレーンボーシートでは2席-4席-2席で8アブレストとなります。

アトリウム（ａｔｒｉｕｍ）

アトリウム（atrium）とは、１階のロビーから天井まで吹き抜けになっているホテルの構造のことをいいます。

かといって、高層建築のホテルなどで、１階のロビーから天井まで吹き抜けにするわけにはいかないので、何階か分をオープンにして吹き抜けの空間を作っている場合がほとんどです。

大型ホテルでは多い構造で、ロビーやラウンジなどがここに設けられ、観用植物などによる演出がなされています。

また、大きな照明器具なども演出材料に使われたりします。

吹き抜けの空間を広くすることにより、開放的なロビーになり、高級感が生まれてきます。

ちなみにアトリウムとはもとは古代ローマ時代の住宅における中庭の意味です。

アクセシブル・ルーム（Ａｃｃｅｓｓｉｂｌｅ Ｒｏｏｍ）

アクセシブル・ルーム（AccessibleRoom）とは、車椅子の宿泊が可能なつくりの客室のことで、ハンディキャップルーム （handicapped room）とも呼ばれています。

アクセシブル・ルームは、身障者用に特に便宜が図られた客室で、車椅子のままでも出入りできたり、手摺りの付いたバスルームなどの設備が備えられています。

アクセシブル・ルームは、日本語的にいうと、「バリアフリールーム」ということになります。

車椅子が手放せない人でも生活に支障が無いような構造をしていて、身障者の助けになる手摺りがついていたり、段差の少ない床構造になっていたりします。