WISKY (ウィスキー)

WISKY (ウィスキー) とは、決してお酒のことではありません。

旅行業界で使われているもので、アルファベットの「Ｗ」を表す場合に用いる単語です。

このWISKY (ウィスキー)は、場合によって、あるいは旅行業者によって変わることもあって、Ｗａｔｅｒ（ウォーター）のときもあれば、William（ウィリアム）だったり、Washington（ワシントン）だったりします。

要は、電話口など口頭で旅行関連の連絡をするときにアルファベットの文字を聞き間違えないようにするためのもので、これは、アルファベット全てに何らかの単語が割り当てられています。

Window

Windowとは、英語で「窓」を表す単語ですが、旅行業界でWindowは、飛行機内の窓際の席のことを指します。

Window seat（ウィンドウ シート)ともいいます。

窓側の座席に対して、通路側の席のことをアイルシート（Ailse Seat)といいます。

それぞれ、どちらの席がいいかというのは、個人的な好みになりますが、特にWindowは、窓の外の景観が楽しめることから人気が高い座席なので、意外にすぐに売切れてしまうことが多いです。

ちなみに、飛行機は必ず左側ドアから搭乗するような構造になっています。

通路が２本あるような中型あるいは大型機では、座席がＡ・Ｂ・Ｃならば手前側通路を使用し、Ｈ・Ｊ・Ｋなどは向かい側通路を使って座席へ向かいます。

アルファベットの「Ｉ」は番号の「１」と間違いやすいので使われていません。

ＷＡＷ

ＷＡＷとは、 ワルシャワを都市コードという表記の仕方で表したものです。

これは、国際航空運送協会 (IATA) によって定められているもので、世界中の都市や空港に、アルファベット２文字か３文字のコードが割り当てられています。

旅行業界で使われる特有の記号です。

ワルシャワとは、ポーランド最大の都市でありポーランドの首都です。

ヴィスワ川の中流、マゾフシェ地方に位置していて、中央ヨーロッパの政治や経済、交通の中心地でもあります。

ワルシャワ（ＷＡＷ）は一度、第２次世界大戦後に戦火で荒廃しましたが、煉瓦のヒビに至るまで細かい部分の復元を施したことから、１９８０年にユネスコによって「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されました。