DOG (ドッグ)

DOG (ドッグ)とは旅行業界内で、アルファベットの「D」を表す場合に用いる単語を聞き間違えないために用いる用語。

ABC（エイブル・べーカー・チャーリー）とも言われるものの中のDを表す言葉で、業界専門用語とも言える。

航空券に記載されている名前とパスポートの名前や座席の確認などを電話で行うことが多いために、聞き間違えを防止するために個々のアルファベットをそのまま伝えずに、そのアルファベットを頭文字とする特徴的で誰でも知っている単語で表す習慣がある。

Aをエイブル、Bをべーカー、Cをチャーリーと言うように、DはDOG（ドッグ）で表す。

DL

DLとは旅行関連用語の中では航空会社の略称（航空コード）として「デルタ航空（Delta Air Lines）」を意味する略語を意味します。

デルタ航空はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市に本部がある世界第3位の航空会社です。

航空会社の略称（航空コード）は2レターと呼ばれるアルファベット2文字で表され、世界各国の航空会社の略称がアルファベット2文字で決められています。

航空券、時刻表、空港の発着モニターにこの略称である2レターが使われていますが、航空会社が増えてきている現在の状況を考えて、将来的にはアルファベット3文字の3レターを使うようにしようという話しも出てきています。

DCA

DCAとは世界中の空港や都市の名前を識別するために付けられたコードで、アメリカ合衆国（USA）のワシントン・ナショナル空港(Washington National Airport) を意味します。

ワシントンD.C./ワシントン市（英語：Washington, D.C.）にちなんだ名称ですが、1998年にロナルド・レーガン元大統領に因んでロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港（Ronald Reagan Washington National Airport）が正式名称となりました。

このアルファベット3文字をスリーレター（3レター）と言い、空港コードもしくはシティコード（City Code）や都市コードとも呼ばれています。

世界各国の都市名や空港名が同じ3レターのコードの場合と別のコードの場合もありますので注意が必要です。

空港コード、シティコード（都市コード）は自分の行き先のコードを覚えておく必要があります。

その理由は航空券をコンピュータで予約する場合に、行き方やスケジュールを調べるためにこのコードを使って調べなければならないためです。

航空機に搭乗する際に預ける荷物に付けられたタグや航空券の計算欄に空港コード、シティコード（都市コード）が付いていますので、自分で調べたコードと間違いないか確認する必要があります。