幼児運賃

幼児運賃とは、大人の通常料金を大人料金とすれば、幼児の運賃設定がされているのですが、その運賃を幼児運賃といいます。

飛行機の国際線の場合には、満３歳未満の幼児で大人に同伴され、座席を使用しない場合であるならば、同伴者１名につき１幼児が無料となります。

国際線においては、搭乗時に２歳未満の幼児の場合、大人の通常運賃の１０％が幼児運賃として設定されています。

この幼児運賃設定は、どの航空会社もほぼ同じです。

ちなみに幼児運賃に対して、小児運賃と言うものがあります。

国内線だと、満３歳以上１２歳未満の小児で座席を予約した場合には、大人の普通運賃の約５０〜５５％相当額が小児運賃として設定されています。

国際線だと大人の通常運賃の約７５％が小児運賃です。

こちらもどの航空会社もほぼ同じのようです。

夜這い便

夜這い便（よばいびん）とは、人が寝ている時間帯に離発着するフライトのことを言います。

例えば、日本を夜に出発して、現地に到着するのが次の日の早朝、あるいは帰国便が深夜に現地を発って、日本に到着するのが早朝、というようなフライトのことです。

そんな、夜中に飛行機に乗らなくても・・・とお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、ギリギリまで仕事を頑張って、夜這い便で出発し、帰国したならそのまま出社、という形を取れば貴重な有給休暇を使わずして海外旅行に行って来れる、というメリットがあるわけです。

そんな便利な夜這い便ですが、夜這い便に乗る条件として体力のある人に限られます。

体力のない人は、旅行中や帰国後仕事中に体調を崩してしまったりするからです。

夜這いにはスタミナが肝心！といったところでしょうか。

予約クラス(Booking class)

予約クラス(Booking class)とは、料金タイプの応じた予約コードのことで、Sub Class　または　RBD（Reservation　Booking　Designator)ともいいます。

同じエコノミークラスでも、予約クラスはいくつか存在します。

航空機でのサービス上のクラスのことをキャビンクラスといいます。

キャビンクラスは通常、ご存知の通りファースト、ビジネス、エコノミーに分けられています。

　航空会社はこのファースト、ビジネス、エコノミー席の在庫管理のために予約クラスを設けているのです。

同じエコノミー席でも予約クラスは数種類あり、その予約クラス（料金タイプ）に応じて航空会社は在庫席を振り分けています。

予約クラスに応じた料金、航空券規則が設定されており、旅行会社はCRS(予約システム）を利用しています。

　予約クラスを指定し予約記録を作成します。

予約システム表示例をあげてみますと、UA：ユナイテッド航空（ファースト・ビジネス・エコノミー）、CRS表示：F9 C9 D9 Y9 B9 M9 H9 Q9 V9 W9 S0 T0 K0 L9 G0 P9 A9 Z9 E0 U0。

一般的に各サービスに応じた予約クラスは次の通りです。

ファーストクラス：P,F,A、ビジネスクラス：J,C,D,I,Z、エコノミークラス：B,E,G,H,K,L,M,N,Q,S,T,U,V,W,X,Y。

航空会社により予約クラスに利用するアルファベットが異なっています。

同種類の運賃に同じ予約クラスを使っているわけではありません。