レッド・アイ（Red eye）

レッド・アイ（Red eye）とは、アメリカの西海岸と東海岸の間を航行する夜行フライトのことを指します。

意味合いは、夜這い便と似ているのですが、レッド・アイ（Red eye）の場合はアメリカの西海岸と東海岸の間の航行に限られている点が夜這い便とは違います。

アメリカ大陸の両端にある都市間を移動するためには、飛行機でも６時間くらいはかかってしまいます。

さらに、２つの都市の間には３時間の時差が存在しています。

なので、例えば西海岸を夜１０時に出発したとしても、東海岸に着くのは朝の７時になるのです。

つまり、遠距離恋愛中のカップルが深夜のデートを楽しもうと思って西海岸から飛んでも、２人が会う頃には、東海岸は朝になってしまっているのです。

当人たちの中まだ終わっていないはずの夜が、時差によって強制終了されてしまうため、デートをするにも睡眠をとるにも中途半端な状態を招いてしまいます。

すると「睡眠不足の赤い目」になってしまいます。

これがレッド・アイ（Red eye）と言われる所以です。