ラバトリー(lavatory)

ラバトリー（Lavatory）とは、洗面所またはトイレのことを指します。

ホテルや百貨店などでも、トイレのことをラバトリーという用語を用いるケースがあるのですが、特に航空業界では、航空機内のトイレ・洗面所を「ラバトリー」と呼んでいます。

飛行機内のトイレは、一般的に使われているような「TOILET」や「WC」よりも「LAVATORY」と表示されていることが多いです。

ラバトリーが使用中の場合は「Occupied」、空いている場合は「Vacancy」と客室に分かるように表示されています。

ラバトリーが通常と異なるのは、扉が「折戸」になっていることです。

折戸であることがほとんど（一部「引き戸」もあり）なので、慣れないうちはちょっと戸惑うかもしれませんね。

ラウンド・トリップ(Roundtrip/round trip/RT)

ラウンドドリップとは、出発地に戻ってくる往復旅行のことを言います。

単にラウンド・トリップ(Roundtrip/round trip）の頭文字をとってアール・ティ（RT）と表現することもあります。

ラウンド・トリップについて、もうすこし詳しく説明しますと、ラウンド・トリップには、実は航空運賃規則上の定義があります。

航空運賃規則上の定義としましては、運賃計算上、往路と復路の運賃が同じで、出発地に戻る旅程のことが本来のラウンドドリップです。

例えば、出発地に戻らない旅程はもちろんラウンド・トリップではありません。

出発地に戻って来たとしても、往路と復路の運賃が異なる場合には、ラウンド・トリップとは言いません。

ラマダン

ラマダンとは、イスラム教における断食月のことを指しています。

イスラム暦の第九月の初日から約１か月間、日の出から日没までの飲食が一切禁止される月があるのですが、それがラマダンです。

ただし、その土地での月の出が基準になるので、国によっては日付が前後することがあります。

ラマダンと旅行と何の関係もないように思えますが、実は旅行と関係があるのです。

ラマダンの月にイスラム圏に旅行に行ったからと言って、旅行者まで断食をしないといけないわけではないんです。

ただ、ラマダンの期間中は、美術館や博物館と言った主要観光スポットが早めに閉館してしまったり、あるいは、食事をするところが営業を休んでしまうなど、旅行者にとってデメリットが多くなってしまいます。

ラマダンの時期に、イスラム圏への旅行を予定している場合には、上記のようなことを踏まえて、現地の情報収集をしっかり行った方が良いでしょう。