ハンガー

ハンガー（Hangar）とは、航空機を雨や風、砂や埃（ほこり）から守る格納施設のことで、ハンガー（Hangar）内で航空機の整備や補給、待機を行います。

ハンガー（Hangar）は、フランス北部地方の方言で『家畜小屋』を意味する言葉から由来するといわれています。

陸上にある空港などにある飛行機格納施設だけでなく、航空母艦や航空機搭載艦艇にある格納庫もハンガー（Hangar）といいます。

最近では、自然の光が多く入るようなデザインが採用され、優れた採光性と断熱性能を兼ね備えた複合材、自然換気システムの導入で環境にやさしく、光熱費の削減にも貢献するエコハンガーなども計画されているようです。

ハブ空港

ハブ空港とは、さまざまな国や都市とつながる航空路線の中心になる空港のことで、ハブと呼ばれる自転車の車輪の中心部分に由来しています。

車輪の中心部であるハブとそのハブを中心に放射状に四方八方に伸びる金具をスポークと呼びますが、世界の主要都市の空港から、さまざまな地方都市へ放射状にのびる航空路線が、自転車の車輪に似ていることから、ハブ空港と呼ばれるようになりました。

日本国内のハブ空港は、国際線だと東京の成田空港と大阪の関西空港、国内線だと東京の羽田空港、関西の伊丹空港があげられますが、国際線の場合は特に航空会社の事業戦略により、どの国のどの都市をハブ空港にし、航空路線を組むかは若干の違いがあります。

パスポートコントロール

パスポートコントロール（Passport Control）とは、海外渡航の際に行われる出国審査や入国審査などの出入国管理のことです。

出入国管理官がパスポートの出入国記録や写真などを、ボーディングパスとも呼ばれる搭乗券などとともに確認し、渡航目的などの質問に回答し、問題がなければ、パスポートにスタンプが押され、出入国手続きが完了します。

しかし、パスポートコントロール（Passport Control）の運用方法は、9･11後のアメリカのように指紋登録や顔写真の撮影などが行われるなど厳しいチェックをされるところもあれば、パスポートを軽くチェックする程度で手続き完了する場合もあるなど、国よって違いがあります。