ＩＳＢ

パキスタンの首都イスラマバードは日本から不便な所にある。

北京経由で１２時間の直行便が週２便だけだから、ヨーロッパと時間的には変わらないし、便数で比較すればヨーロッパに行くより不便だ。

不便といえば、この直行便を運行しているパキスタン国際航空（ＰＩＡ）がそうである。

パキスタンの日本語での正式国名は「パキスタン回教共和国」であるが、回教とは「イスラーム」のことであるから、豚肉と酒が御法度であることは御理解いただけるであろう。

したがって１２時間のフライトの間、一切酒類は提供されない。

ＰＩＡのフライトがユニークなのは、酒類を提供しないことだけではない。

通常の航空会社であれば、離陸の前に非常口や救命用具の説明をするだけなのだが、これに飛行の安全の祈祷が加えられるのである。

宗教＝葬式の日本人には、かなりインパクトの強いものである。

ＦＣＯ

ＦＣＯとは、ローマのレオナルドダビンチ空港を指します。

ＦＣＯは、レオナルドダビンチ空港のレターコードです。

レオナルドダビンチ空港はローマの空の玄関口とも云われております。

レオナルドダビンチ空港はローマ市外のフィウミチーノ市にあり、ミラノのミラノ・マルペンサ国際空港と肩を並べるイタリア最大の国際空港の一つです。

ルネッサンス期の芸術家で発明家もであるレオナルド・ダ・ヴィンチにちなんで命名されました。

イタリアのフラッグキャリア、アリタリア航空の本拠地でもあります。

レオナルドダビンチ空港は、1956年から1961年に建設され、その後繰り返し拡張して現在に至っております。

ＦＲＡ

ＦＲＡとは、フランクフルト空港を指します。

ＦＲＡはフランクフルト空港のレターコードです。

ヨーロッパ屈指の規模と設備を誇る空港で、敷地面積1700ha、滑走路３本を持っています。

空港内は大変広く、乗り継ぎなど移動をするだけでも時間がかかります。

随所に歩行用エスカレーター、そしてスカイライン（シャトル）が設けられています。

空港職員は時折自転車で移動している姿も見られます。

空港内には、ショッピングセンターがあり、レストラン、コーヒーショップ、ファーストフード、バー、免税店などなど、あらゆる店があってとても便利で、乗り継ぎ待ちでも退屈しないでしょう。

しかしあまりにも広すぎるので、初めてだとどこに何があるのかなかなか把握出来ません。

歩くだけで時間が過ぎていくでしょう。

雁行して配された２つのターミナルというのが分り難さの要因となっている印象的です。